Feb.17.2005 [Thu]
_ [tDiary][Ruby] Anti Referer Spam の Ruby 1.8.x 対応
先日導入したけれど、なぜか error になってしまうので、すぐに止めてしまった Anti Referer Spam だが、どうやら、は 1.8.x には対応していなかったらしい
と、いうことで、問題点を修正してみることにした。こういう時に、自分の使う tool 類を Ruby で固めておくと、気軽に修正出来て嬉しいね†1… Ruby は言語自体が自然と読み易いコードを書くようにできてることもメリットだけど、 Ruby のコミュニティが綺麗なコードを書くという指向性を持っているので、公開されているプログラムの可読性が高くなっているのが素晴らしい。
今回の問題は、 Ruby 1.6 系では String#=~ メソッドの引数に文字列を与えた場合、勝手に正規表現にコンパイルしてくれていたのだが、 Ruby 1.8 系では文字列を与えると TypeError になってしまうという変更に引っ掛かってしまったようだ。対策としては、引数として与えられている文字列を明示的に正規表現にコンパイルする…要するに Regexp.new() で包んでやれば良い。ただし、 Anti Referer Spam では、 URL を正規表現として SPAM 履歴のリストや、 Referer 元に自分の URL が含まれるかの判定に利用しているので、 URL を左辺にして Regexp#=== メソッドで評価する方がより適切†2。
しかし…今月号の「るびま」の巻頭言で高橋さんが取り上げてる問題にモロにぶち当たっ感じだな…
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