<< 2004/08/ 1 1. Haskell マラソンに行った
ToDo:
少し前の Mats にっきに、 Firefox で textarea を外部 editor で編集できると書いてあったので、調べて導入してみることにしたんだけど…これがハマリ処満載で結構苦労したので、手順を整理しておくことにしよう。
_ 導入手順
今回導入する mozex は text を UTF-8 で editor に渡すので*1、 TeraPad とか WZ 5.0 など UTF-8 に対応した editor がインストールされていないと利用できない。
現在の mozex は Firefox 0.9 から導入された拡張機能マネージャに対応していないので、先にShow Old Extensions *2を導入しておく必要がある。
オリジナルの mozex はマルチバイト文字に対応していないので、中国語版を導入する。
拡張機能マネージャ([tools][Extensions])から mozex の設定画面を呼び出して、以下の二つの項目を設定する。
ここでは、注意しなければいけないことが二つあって、一つはロングファイル名に対応していないということ。もう一つは、Windows でもディレクトリ名の大文字小文字の違いを正確に指定しないと、認識してくれない場合があるということ*3。
mozex は一時ファイルを作って、 editor に text を渡すようになってるので、その一時ファイルを作成するディレクトリを指定する。
TeraPad をデフォルトの設定でインストールしている場合の設定。
以上で、 mozex が利用できるようになるはず。
_ 利用方法
Web page の textarea の上でポップアップメニュー(右クリック)を表示しすると mozex という項目があるはずなので、そのサブメニューの Edit Textarea という項目を選択すると、設定されている editor で一時ファイルが開かれる、そのまま文章を作成しする。ここでも、ちょっと注意点があって、空の textarea でいきなり mozex を実行すると、文字化けしたり編集後の text が取り込めない場合があるらしので、予め少しだけ textarea に直に書いてから、上述の手順で mozex を実行すると良いようだ*4。
editor で文章を書き終わったら、一時ファイルを save する*5。
一時ファイルの内容が書き変わった状態で、mozex を実行した textarea で左クリックすると、一時ファイルの内容が textarea に取り込まれる。
_ 便利な使い方
基本的な操作は以上なのだが、ちょっと便利な使い方があるので、それも書いておこう。
それは、一時ファイルを textarea に取り込んだ後でも、一時ファイルを編集した editor 開いたままにしておくと、 textarea を submit した後でも戻って editor で save した一時ファイルを取り込める。例えば、textarea の内容を登録してから、誤字などに気がついた場合に、ブラウザそのまま back して、間違えた箇所を、開いたままの editor で直して save して、左クリックするだけで textarea の内容も修正されるということ*6。ただし、 tDiary の追記モードでこれをやると、編集内容がどんどん複製されてしまうので注意しないといけない*7。
*1 現行の QX editor や WZ EDITOR の 4.0 などは UTF-8 に対応していない
*2 本家の Homepage が読み出せないので、 The Extensions Mirror の該当 page をリンクしておいた。
*3 僕の環境では大文字小文字どちらでも問題なかったが、 mozex の導入例を挙げているページで、いくつかこういう指摘があった。
*4 textarea に文字が入力されている場合は、その文字が一時ファイルに書き出される。
*5 この段階で editor を終了してしまってもいい…というか本来そうするものかもしれないが、なんとなく不安なので editor は開いたままでも、問題はない。
*6 それどころか、ブラウザを一度終了しても、同じ form 表示すれば、一時ファイルを textarea に取り込むことができる。
*7 プレビューなら問題ない。ちなみにプレビューをした場合、プレビュー画面と元の入力画面は別の form なので、プレビューの下の textarea には、前記の一時ファイルは取り込めない。ブラウザで元の入力画面に戻って取り込む必要がある。
by *namu*
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